建物表題登記の費用相場

建物表題登記とは、不動産登記において、その建物の所在、種類、家屋番号、構造などが記載される表題部に行う登記をいいます。表題部の登記は法律上必須となっています。

建物表題登記は、建物を新築した場合に行われることが最も多いですが、増築や改築をする場合にも必要となります。

建物表題登記の手続にかかる費用としては、必要書類の取得や手続きにかかる手数料のみとなります。住民票の取得等にかかる手数料を含めても、5000円～1万円程度です。

もっとも、建物表題登記を行う場合は、土地家屋調査士や司法書士に依頼して、代理人となってもらうことが一般的であり、その報酬代がかかります。土地家屋調査士には「日本土地家屋調査士会連合会」、司法書士には「日本司法書士会連合会連合会」という団体があり、それぞれの団体が、不動産登記の報酬に関するデータを公表しています。そのデータによると、建物表題登記の報酬費用の最低値が40000円、全国の平均金額が83659円、最高値が145000円となっています。

よって、建物表題登記の費用相場としては、9万円程度となるでしょう。

司法書士 坂口卓郎事務所では、「法務局での登記謄本の取得」「マンションに関する登記」などといった不動産登記に関する業務を取り扱っております。十勝地方を中心に、道内の皆様からのご相談を承っておりますので、お困りの際はお気軽にお問合せください。豊富な知識と経験からご相談者様に最適な解決方法をご提案させていただきます。