土地家屋調査士とは

■土地家屋調査士とは
土地家屋調査士とは、不動産の表示に関する登記の申請手続きなどを行う専門家のことです。依頼を受けて、建物や土地の所在・形状・面積・利用状況などを調査・測量して、図面の作成や書類の作成などを行います。

土地家屋調査士は、不動産の状況を正確に登記記録に反映することによって、不動産取引の安全の確保および国民の財産を明確にするといった、極めて公共性の高い役割を担っています。

■土地家屋調査士の主な取扱業務

●不動産の表示に関する登記につき必要な家屋・土地の調査及び測量
不動産の物理的状況を正確に登記記録に反映させるために、必要な調査及び測量を行います。
具体例として、土地の分筆登記の場合は、登記所に備え付けられた地図や地積測量図等の資料等を得て筆界を確認し、それ基づき測量を行ったりします

●不動産の表示に関する登記の申請手続きの代行
一般の方にとって複雑で難しい、不動産登記の申請について、申請手続きを代理して行います。

●不動産の表示に関する登記についての「審査請求」手続きの代行
「審査請求」とは、不動産の表示に関する登記についての登記官により処分が不当であると主張する者が、法務局長に対して行う不服申立てのことです。その審査請求に関しても、手続きの代理をしています。

●筆界特定の手続の代理
筆界特定の手続とは、土地所有者等の申請により、筆界特定登記官が、外部の専門家である「筆界調査委員」の意見を踏まえて、筆界を特定する制度における手続のことです。

●土地の筆界が明らかでないことを原因とする、民事紛争に係る民間紛争解決手続についての代理
この民間紛争解決手続代理関係業務については、法務大臣が認定した土地家屋調査士(ADR認定土地家屋調査士)に限り、弁護士との共同受任を条件として行うことができます。

そして、これらの事務について相談に応じること等も行います。

司法書士 坂口卓郎事務所では、不動産登記や会社設立登記、測量などに関する業務を取り扱っております。十勝地方を中心に、道内の皆様からのご相談を承っておりますので、「境界を確定させるためにも確実な測量を行ってほしい」「測量から登記までをスムーズに行ってほしい」など、測量でお困りの際はお気軽にお問合せください。豊富な知識と経験からご相談者様に最適な解決方法をご提案させていただきます。